安土城址/安土山  (滋賀県近江八幡)



 日程 : 2022年3月21日

 コース: 


 お薦め度: ★★★★    / 見学時間: 70分






この日訪れた安土城は織田信長によって現在の安土山に建造され、大型の
天守を初めて持つなど威容を誇った。建造当時は郭が琵琶湖に接していた。

地下1階地上6階建てで、天主の高さが約32メートル。それまでの城にはない
独創的な意匠で絢爛豪華な城であったと推測されている。城郭の規模容姿は
天下布武を象徴し、一目にして人々に知らしめるものであり、山頂の天主に
信長が起居、その家族も本丸付近で生活し、家臣は山腹あるいは城下の屋敷
に居住していたとされる。

1582年、本能寺の変の後まもなくして何らかの原因によって焼失し、その後
廃城となり、現在は石垣などの一部の遺構を残すのみだが、当時実際に城を
観覧した宣教師ルイス・フロイスなどが残した記録によって、焼失前の様子
をうかがい知ることができる。



駐車場より安土城跡





秀吉邸跡。非常に広く、石垣の上段へと屋敷が繋がっていたらしい。





こちらが石垣の上段部分で同じく秀吉邸跡。
向かい側に見える石垣は前田家(利家)の邸宅。
他の家臣の邸宅跡もあったが、ここが群を抜いて規模が大きかった。





大手道を登っていく。











黒金門跡を越え、二の丸跡へ向かう。









(二の丸跡の写真は省略)

二の丸跡の先にある信長霊廟(れいびょう)





霊廟





本丸跡(天守跡へと続く階段より)





天守跡へと続く階段





天守跡。地下1階地上6階建ての地下部分。他にはない広さで巨城であった事
が窺えるが、当時天守台、及び天守閣はこれより遥かに面積が広く、土台の
部分を含めて崩落して現在の面積になったというから驚き。





天守台より琵琶湖方面への景色。





当時、城郭が琵琶湖に接していたらしいが、昭和初期に干拓が行われたため
湖岸から離れてしまっている。





復路、大手道





現存する建物は二つだけ。一つはこちらの三重塔。





もう一つは仁王門。





ついで比叡山・延暦寺を観光ハイクした後に
二条城




ツチフォト城巡りトップへ


ツチフォトトップへ



inserted by FC2 system